AUS Water Polo Boxing Training


 朝練で週に2回1時間行われていた。指導はボクシングのインストラクター1人が行う。グローブやパッドなどの装備が用意されている。
足のための筋力をフットワークで、シュートで利用する肩の筋肉をパンチングで鍛えることにより、負荷の重いウェイトトレーニングだけではなく、身体を強化することが出来る。決して試合中の格闘のためだけではないという。(デネシュ・ポシックコーチ談)
 その他、時間を区切ったインターバル形式のパンチングやフットワークなどはスピード練習になると考えられる。また、ボディバランスやアイトレーニングにもなると考えられる。いずれにしても、水中以外の陸上でのトレーニングの必要性が考えられる。

 このトレーニングでは、2人組みになりインストラクターの指示に従いながら、各種のフットワーク、パンチ、キックなどを交代に行う。受ける方は長方形のパッドを持って相手のパンチやキックを受ける。各種10〜15回とか30〜45秒というインターバルで行われる。

 ハンガリーでもコーチによっては、サッカーやバスケットボールはもちろん、ボクシングのようなトレーニングを取り入れているそうだ。しかしこれは、午前、午後とも十分に練習できる環境にあるチームのこと。ここオーストラリアではクラブチームのメンバーは仕事を持っているので、週数回の練習では、このようなバリエーションのあるトレーニングは十分に行えないとのこと。ナショナルチームぐらいではないか。(デネシュ・ポシックコーチ談)


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